2007年05月31日

柿に美白成分

柿食えば〜美しく!? 富有柿の皮に美白成分
2007年05月27日

 岐阜県各務原市にある県国際バイオ研究所は岐阜薬科大と共同で、県の特産品でもある富有柿の皮に含まれる成分が、皮膚の美白に効果があることを発見した。県は特産品の付加価値を高める研究に取り組んでおり、今回の発見はその成果の第1号。すでに特許の出願を済ませ、今後は民間企業などと連携して、化粧品の原料などとして商品化を目指す。


岐阜県が発祥とされ、国内では柿の中で最も多く栽培されている富有柿(県国際バイオ研究所提供)
 同研究所は、柿のへた、葉が高血圧、しゃっくりなどの漢方薬に使われることに着目。食べられずに捨てられるだけの皮を、何かに利用できないかと考えた。皮からの抽出液で様々な実験を繰り返した結果、日焼けの原因となるメラニンの生成を抑える働きがあることがわかった。マウスの細胞やヒトの培養皮膚組織を使った実験でも、高い効果が確認されたという。

 さらに抽出液に含まれるうち、「ハイペリン」と「イソクエルシトリン」という成分が、メラニン生成の抑制に効果があることを突き止めた。二つの成分を同量ずつ混ぜたものは、美白成分として広く化粧品などに使われるコウジ酸と比べ、細胞内のメラニン生成を抑えるのに約3倍の効果があった。

 メラニンは、皮膚が日光の刺激を受けると、細胞内のチロシンというアミノ酸の一種が変化して生成される。その後の研究で、この2成分はチロシンの変化に必要なチロシナーゼという酵素が作られるのを抑制することまで解明された。

 同研究所は、3月に富山県であった日本薬学会で、成果を発表した。大口健司主任研究員は「今後は柿の品種や収穫時期、栽培方法などによる効果の差などの研究を進める一方、企業などと連携して化粧品の原料や美容食品として商品化を目指したい」と話した。

 富有柿は、柿の中で全国で最も多く栽培され、岐阜県が発祥とされる。県内の収穫量は日本一(06年に全国7万2600トンのうち1万4800トン)で、本巣市や揖斐郡、岐阜市などを中心に栽培されている。

(『asahi.com』より)

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posted by miabb at 11:43| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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